FC2ブログ

風俗店従業員としての思い出  ~その3~

こんにちは。
山岡です。

前回の続きです。

電話がつながってから、気付けばもう1時間も経っています。
「なぜ面接希望の電話をかけただけなのに、ここまで長時間説教されなくてはいけないのか?」
そう思いました。

そして、私が最後に質問をしなかったことから始まった説教もようやく終わりました。

求人担当者:「...じゃあそういうことで。」
ここでなんと電話を切られそうになりました!

私:「あの...面接は組んでいただけないのでしょうか。」
求人担当者:「あ、面接希望の電話だったね(笑) で、何日を希望ですか?」

私:「〇日、時間は午前10時以降でしたら何時でも構わないのですが。」
求人担当者:「午前10時以降ってだけじゃ困るんですよ。はっきり何時って言ってもらわないと。」
私:「申し訳ございません。それでは14時ということでお願い致します。」
求人担当者:「はい。それでは〇日の何時に、今から言う住所のところに来て下さい。そこに着いたら再度この番号に電話して下さい。分かりましたか?」
私:「承知致しました。それでは当日はよろしくお願い致します。長時間、ありがとうございました。」
突っ込まれたらどうしようとドキドキしながらも、わざわざ「長時間」とさりげなく嫌味を言ったつもりだったのですが、気付かれなかったようです。
求人担当者:「はい。よろしく。」

ようやく終わりました。

私は説教をされている間、このグループで働くことはやめておこうと決意しました。それでも面接のアポを取った理由は、どうしてもこの求人担当者の方の顔を見たかったからです(笑)


...そして面接当日、指定された住所に向かいます。自宅から1時間ほどかかりました。かなり早く着いたので、少し近くを散歩します。これが曙町か...。当時風俗店で遊んだことがなかった私は、風俗店がビッシリと並んだ光景を見て大変驚きました。客引きにも声をかけられます。「ああ。私も風俗店の従業員になったらこういう風に声かけをするんだな....」。そう思ったことを思い出します。

面接時間の10分前になってから電話をします。風俗街のすぐ近くにあるビルの〇階に来るように言われました。

エレベーターに乗り、指定された階に着き事務所のドアをノックします。
若い女性の方が出てきました。笑顔はありません。

私:「こんにちは。私、本日〇時から面接予定の山岡と申します。本日はよろしくお願い致します。」
事務の女性:「あ、はい。こちらへどうぞ。」
「あ、はい。」は無いだろう...と思いつつ、中へ案内されます。

事務所は広く清潔で、奥の方で5~6人ほどがパソコンに向かい仕事中のようでした。私語は一切なく、シーンとしていました。

靴を脱ぎスリッパに履き替えます。そして、パーティションで区切られたスペースに案内されます。そのスペースには、テーブル、そして椅子が2脚。座るように指示され、簡単なアンケート用紙を渡されます。「志望動機」「自分の長所・短所」そんな項目が並んでいたと思います。

事務の女性:「アンケートの回答をお願いします。間もなく担当の者が来ますので、そのまま座ってお待ちください。」
笑顔はありません。

アンケートの回答を記入し、担当者を待ちます。
20分くらい経ったでしょうか。

こちらに人が向かって来る気配がしました。
礼儀として面接担当者の方が来られた時には立っていようと思ったので、イスから立ち上がります。

入ってきたのは先ほど対応してくれた事務の女性。お茶が載ったお盆を持っていました。

そして、立っている私を見るなり放った二言。

事務の女性:「なんで立っているんですか!? 座って待っていて下さいって言いましたよね!?」
すごい形相です。

私はビックリして、「いえ。立っていた方が健康に良いと思いまして...」と意味の良く分からない返答をしてしまいました。

事務の女性は私の答えには反応せず、テーブルにお茶を置き、私を軽く睨みつけ去っていきました。このまま帰ろうかとも思いましたが、やはりどうしても求人担当者の方の顔が見たかったので、なんとか踏みとどまります。

そしてさらに20分後、人の来る気配がしました。私は懲りずに立ち上がります。

面接担当者:「はい。お待たせ~。」

その声を聞いた瞬間、確信しました。「やった!あの電話の方だ!」。

見た目は完全にその筋の方でした。


続く
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

風俗店従業員としての思い出  ~その2~

こんにちは。
山岡です。

前回の続きです。

男子求人募集の番号を携帯電話に入力し、電話をします。

求人担当者:「はい。○○求人担当です。」

ものすごく不機嫌そうな声です。
しかし私は、対応はあまり良くないだろうと予想していたので動揺することはありませんでした。

私:「お忙しいところ恐れ入ります。私○○と申しますが、面接をお願いしたいと思いお電話いたしました。現在、男子従業員は募集しておりますでしょうか。」

事前に面接マニュアルを参考にし、文章はある程度考えておりました。

求人担当者:「はい。募集しておりますよ。年齢と現在の職業は?」
私:「はい。年齢は32歳。現在無職です。」

この「無職」というのがいけなかったようです。
確かに次の就職先が決まっていないのに会社を辞めたというのはあまり褒められたものではありませんが...。

求人担当者:「無職!? あなた今働いてないの?」
私:「はい。半年ほど前に前の会社を退職しました。」
求人担当者:「半年も働いてないの?ダメだなあ~。」
私:「はい。申し訳ございません。」
求人担当者:「ダメだよ。ちゃんと働かないと。で、前の会社ではどんな仕事をしてたの?」
私:「以前の会社では~といった業務を担当しておりました。」
求人担当者:「なんで辞めたの?それにしても無職ってのはダメだな~。あなたね...」

と言いながら、なぜ無職がダメなのかから始まり延々と20分ほど説教されました。
私も時折「レーシック手術を受けた」「歯を徹底的に治療した」「母の体調が悪く、様子を見に行っていた」等の言い訳をしましたが、なんの効果もありませんでした。

私の当時の視力は裸眼で両目とも0.1以下。ハードコンタクトレンズを常用していましたが、コンタクトレンズはとにかく不便な点が多く、かなりのストレスになっていました。そこで無職になったらまずはレーシック手術を受けようと計画していたのです。

「無職になったら」というのは、レーシック手術について調べてみると、手術後は、翌日、三日後、一週間後、一か月後、三か月後、半年後...一年後と検査を受けなくてはいけないということだったので、検査の間隔を考慮すると、働きながらキッチリと検査を受けるのはほぼ無理だと判断したからです。

「歯の治療」については、5~6本あった銀歯を全てオールセラミックの白い歯に替えていき、その際に虫歯なども発見され、全ての治療等が完了するまでに半年以上かかったのです。無職という状況で、スムーズに歯医者の予約が入れられたのにもかかわらずそれほどの期間を要したので、働きながらだと1~2年かかったかもしれませんね。

「母の体調~」については、前の会社では連休や有休は一切取れなかった関係で、地元を離れてから10年以上帰省していませんでした。そこでこの機会にということでゆっくりと帰省してきたのです。母はある病気で入退院を繰り返しているような状態でした。母の面倒は主に私の妹がみていました。ちなみに私の両親は私が6歳の頃に離婚しております。離婚後は母親に育てられました。離婚後、父には会っておりません。

さて、ようやく私への説教が終わりました。

求人担当者:「最後に何か質問はありますか?」
私:「いえ。特にありません。」
求人担当者:「質問が無い!?」

この「特にありません。」というのがいけなかったようです。

求人担当者:「あなたね~、質問が無いってのはおかしいでしょ!本当に働く気あるの!?」

そこでまた説教が始まります。


続く

風俗店従業員としての思い出  ~その1~

こんにちは。
山岡です。

私も気付けばこの業界に入り10年が経ちました。
早いものです。

振り返ってみると、精神的にキツイ日の方が多かったように思います。
休日も含め、心の休まる日はほとんどありませんでした。

ということで、
私が風俗店従業員として働き始める前後からの出来事や思い出、感じた事なんかを書いていこうと思います。
ただ、私が所属していたグループの内部情報を暴露する意図は全くありませんので事実関係は多少ぼかします。従いまして、話半分くらいに読んでいただければ幸いです。

さて、風俗店従業員として働く直前まで、私は無職生活をしていました。年齢は当時32歳です。
会社員時代に貯めた400万円ほどの貯金を生活費に充てていました。

そして貯金が100万円をきったところで、仕事を探します。
当時の私は色々あって少し人生に疲れておりましたが、ストレスの無い無職生活を数か月送ることによって、ようやく生きる力が少しずつ戻ってきたような状態でした。

そんな時に、学生時代の友人(男)から久しぶりの電話がかかってきて、ご飯でも食べようかという話になりました。
そしてご飯を食べながらその友人と話をし、その友人が風俗にどっぷりとハマっていることを知りました。

曰く、月に10万円は使っている、ほとんどの性病にかかった、ヘルスでも本番はできる、風俗店勤務の女性とデートした、彼女にした....などなど。

ちなみに私は当時風俗店にいったことは一度もなく、興味もありませんでした。

そしてその友人と別れ自宅に戻り、ふと「風俗店従業員をやってみようかな」と思ったのです。
どうせなら全く興味の無かった業界で働く方がおもしろそうだと。

早速インターネットで風俗店従業員の募集要項をチェックします。
「未経験でも採用可、年齢は35歳まで、基本給30万円スタート」
当時はどこの風俗店もこんな条件だったのではないかと思います。

さてどこのグループが良いかな...
とりあえず展開店舗数が多いところにしようと思い、全国展開していた2つのグループに絞ります。

面接希望の電話をする前に、その友人に風俗店の従業員について聞いてみました。
「どんな人が多いのか」と。

その友人曰く「軽いノリのチャラい兄ちゃんが多い、その筋っぽい人が出入りするのも見たことがある、多分幹部の人だろう。山岡(私のこと)みたいな真面目そうな人はほとんどいないよ。やめておいた方がいいんじゃない?」とのことでした。

その友人の意見を聞き、「私が風俗店従業員としてあまりいないようなタイプなら、逆に重宝されるのではないか?」と思い、
風俗店従業員として働くことを決意しました。

そして先ほど絞った2つのグループに順番に面接希望の電話をすることにしました。
友人の話から、電話の対応もあまり良くないだろうと心の準備をし、
電話をします。

結論から言うと、想像以上の電話対応で大変驚きました。


続く

女性が辞める理由 その2

こんにちは。
山岡です。

前回の記事では、風俗で働く女性の辞める理由の大半を占めるであろう、
「稼げない」「働く環境」について少し書かせていただきました。

今回は、その他の理由について書いていこうと思います。


◆家族、彼氏、知人などにバレてしまった
バレる理由は様々です。「お店からもらった給料袋を見られてしまった」「スマホのブラウザの閲覧履歴をチェックされてしまった」「電話をしてもすぐに出ないことが多くなったと言われ白状してしまった」「LINEの返事が遅くなる時間帯が決まっていると問い詰められ白状してしまった」などなど。

もちろんお店側も「バレ」に関しては大変気を遣うので、あれこれ対策をしたり、対処法を授けたりしています。例えば上記の例だと、給与明細はその場で必ず破いて捨てさせる、スマホの取り扱いについての説明、

万が一、ネットの在籍写真の画面をスマホで突き付けられ「これはお前だろ!」と旦那や彼氏、家族に問い詰められても、「写真を貸してるだけ。日記投稿とセットで、月に〇円もらえる。」と答えるようにして下さい、など。実際はもっと細かく打ち合わせをしますが...。

とにかく、お店、源氏名まで特定され、問い詰められた場合でも絶対に白状しないように女性には言います。
直接お店に入るところを写真に撮られたり、実際に店内でご対面しなければ、なんとか乗り切れるだろうという考えです。

「写真を貸してる~」と言えなかった場合、旦那や彼氏、家族はその女性の出勤をチェックするでしょうから、アリバイづくりのために、その女性が彼氏や家族と一緒にいる時間帯にわざと出勤を載せたりして、お店側は何とか女性が危機を乗り切れるよう協力します。いきなり写真を落とすのは怪しいですよね。

ほとぼりが冷めたところで、源氏名を変えてそのお店で写真NGで働き続けたり、系列の別のお店で働き続けたりというパターンもあります。

ちなみに私は、ある女性が出勤中の時に、その女性の旦那がお店に乗り込んで来て、その女性のパネルを指差し「こいつは今店にいるのか!?すぐここに呼んでこい!」という場面に遭遇し、何とか乗り切ったという苦い経験があります。

まあ以上のようにバレそうになった場合の対処法をお店側が色々と事前に女性に説明しているにもかかわらず、いざ問い詰められてしまうと女性は白状してしまうようですね...。女性側もいきなり問い詰められれば相当動揺してしまうでしょうから、無理もありません。

ただ全体的にみると、「バレ」が理由で辞める女性は意外と少ないように思います。


◆お客様のストーカー行為
明らかに自宅がバレてしまっている場合、残念ながら女性はほぼ辞めてしまいます。

◆妊娠
たとえ本人が働き続けたいといっても、倫理的な理由からお店側は退店するように説得すると思います。

◆性病にかかってしまう
未経験で入店してきた女性や、経験がある程度あっても初めて性病にかかった場合、一発で辞めてしまうケースがあります。

◆目標金額を達成
最近は少なくなりました。若い子が中心のお店に多いと思います。学費、留学費用などが主です。
あとは自分のお店を持ちたいので、その資金といったところでしょうか。
目標金額を達成しての円満退店はお店側にとっては嬉しいことです。

私が学園系のイメクラに勤務していた時、ある20歳の女の子が未経験で入店し、無事留学費用を貯め目標達成。
勤務最終日には、働いていた男子スタッフ全員に感謝の気持ちを綴ったメッセージカードをくれました。
私が面接、研修を担当したこともあり、非常に嬉しかった記憶があります。今でもそのメッセージカードは大切に保管してあります。

◆子供の進学
子供が中学生になるところで一区切り、というパターンが多いと思います。

◆休暇
生理休暇や旅行などである程度の期間が空いてしまうと、出勤するのがなんとなく嫌になってしまうらしく、しばらく出勤の連絡が来なくなる女性がいます。そしてお店側が「トビ」だと諦めていると、突然連絡がきて再度出勤してくるようになります。これを何度が繰り返し、最終的には退店になります。さしたる理由もないのに出勤が不安定になると、辞める前兆だと判断されます。

◆引き抜き
たまにあるようです。

◆理由不明
いわゆる「トビ」。たいていは「稼げない」ということが理由かと思いますが、心当たりが全くないこともあり非常に残念です。
「トビ」をゼロにすることは難しいのですが、お店側と女性の間でコミュニケーションがしっかりと取れていない証拠でもあるので、「トビ」の多寡がそのお店の状態を示すバロメーターといえるかもしれません。

ちなみに女性だけでなく、男子スタッフもよくトビます...。


女性が辞める理由 その1

こんにちは。
山岡です。
久しぶりの投稿です。

今回は、風俗店で女性が辞める理由について少し書いてみようかなと思います。

現役の風俗店員とはいっても、オナクラからソープランドまで全てのジャンルの実態を熟知しているわけでもなく、またトップクラスの役職についたこともありませんので、あくまで参考程度ということでお読みいただければと思います。

お店を辞める理由は女性によって様々なのですが、
ずっと指名してきた女性が突然やめてしまうと、やはりお客様にとっては気になってしまうところだと思います。
中には「ひょっとして俺のせいで辞めてしまったのかも...」と思われるお客様もいらっしゃるようです。

さて、10年ほどこの業界に携わってきましたが、
辞める理由で一番多いのは「稼げないから」でしょうか。

店舗型のヘルスですと、1日7時間出勤で平均4万円以上稼いでいればまず「稼げない」ということが理由で辞めることはないと思いますが、中には4万円程度では満足できず、もっと高い金額を最低ラインに設定している女性もいるので油断できません。

ただお店を替えても、新人期間はある程度優遇してもらえますが、自分の容姿や接客、サービスのスタイルを変えず、同じようなジャンル・地域・料金設定のお店を転々としている限りは、平均して稼げる額が大きく変ってくることはないのかなと思います。

また一般のヘルスで人気中位の子が、お客様が支払う額が安めのお店にいくと付く本数は増えますが、ギャラが低い、お店のルールを守ってくれないお客様が多いといった理由で精神的に疲れてしまい、前のお店に出戻ってくるという例も割とあります。


辞める理由で次に多いのが、「環境」でしょうか。

私が実際に見聞きした理由を挙げてみます。

店長と性格的に合わない、どうしても苦手なスタッフがいる、集団待機が嫌だ、写メ日記を強制される、部屋が汚い、部屋が狭い、特定女性へのひいきがある、スタッフのミスが多い、スタッフのお客様対応が不満、各種掲示板にスタッフが私の悪口を書いている、色んな理由でお金を引かれる、などなど。

誤解がある場合も多いので、上に挙げた例を全部解消するのはなかなか難しいように思います。

また店長の交代やスタッフの異動、お店の営業方針の変更などで環境がガラッと変わってしまい、退店を考えているという女性も割と多くおります。

そういった女性と面接で話をしておりますと、同じ店舗型ファッションヘルスというジャンルでも、お店やグループによってかなり違いがあることが多く、大変勉強になります。

続く
プロフィール

shinobi38

Author:shinobi38
店長の山岡です。

内容にはかなりのバラつきがあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。

店舗URL:
http://www.yokohamasinobi.com/

女性求人URL:
https://www.girlsheaven-job.net/5/yokohamasinobi/

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR